インターネットの速度が遅い


インターネットの速度が遅い、ブラウザを起動してからページが表示されるまでに時間がかかるなどのときは、下記が原因の可能性があります。

 


1. ダイヤルアップ接続を利用している
アナログ回線、ISDN回線などのダイヤルアップ接続は、下り速度56kbpsから128kbpsでブロードバンド接続と比べて通信速度が遅い回線です。
この場合の改善策は、光回線接続へ移行するなど回線自体を変更することです。

 


2. ADSLやCATV回線の低速度のプランを利用している
ADSLやCATVは、プランにより速度が決まっています。
低速度なプラン程安いので、一度プラン内容を確認してみましょう。

 


3. ADSLでNTT局舎からの距離が遠い
ADSLはNTT庁舎からの距離がインターネット速度に関係してきます。
NTT局舎からの距離が0kmから2.5kmなら快適、2.5km~3.5kmなら電話やFAXがくると急激に遅くなったり、インターネットに繋がらない時間帯が発生することがあります。
3.5km以上離れている場合は、速度が遅かったり、頻繁にインターネットに繋がらなくなったりします。

 


4. モバイルデータ通信を利用している
データ通信カードやモバイルデバイスなどのモバイルデータ通信を利用している場合は、機器により通信速度が決められており、それ以上の速度は出ません。
もし高速なモバイルデータ通信を利用しているのに速度が遅い場合は、電波干渉やファームウェア、パソコン側の問題の可能性があります。

 

4-1. 電波干渉の場合

場所により、電波干渉が起こり通信速度が出ないことがあります。
この場合は、移動してみたり、障害物のない場所で通信を試してみるなどの改善策が挙げられます。

 

4-2. ファームウェアの場合
ファームウェアをアップデートすることで通信速度が改善される場合があります。

 

4-3. パソコン側の問題の場合
インターネット一時ファイルなどが蓄積すると、インターネットが遅くなったり、ホームページを表示するのに時間がかかったりします。
この場合は、インターネット一時ファイルを削除してみるなどのメンテナンスを行ってみてください。

 

 

5. 無線LANを利用している
光回線回線やADSLでも無線接続すると、速度が遅くなることがあります。
電波状況が悪い場合は、ルーターから直接有線LANで接続し、インターネット速度が変わったか確認してみましょう。

また、ルーターのファームウェアや無線子機のドライバー更新が原因で速度が低下している可能性もありますので、一度確認してみましょう。

 


6. パソコンのスペックの問題
パソコンのスペックが低い場合、ブラウザの動作が重くインターネットの繋がりが悪くなる場合があります。
この場合は、メモリ交換などでパソコンのスペックを上げることを試してください。

 


7. ブラウザのアップデート
インターネットを閲覧するブラウザは頻繁にバージョンアップが行われています。
インターネットの表示が遅い場合には、ブラウザのアップデートで多少改善することがあります。

 


8. ブラウザを変更
もしIE(インターネットエクスプローラー)を使用しているのであれば、試しにGoogle Chromeでインターネット接続をしてみる、という風に、通常使用しているブラウザとは違うブラウザで表示してみてインターネット表示が速くなるようでしたら、通常使用するブラウザの変更を検討してみましょう。

 


9. セキュリティソフトを利用している
ファイアウォール機能が付いた付いたセキュリティソフトを利用している場合は、ブラウザの動作が重くなったりホームページの閲覧スピードが低下したりアップロード速度が低下することがあります。
一時的にセキュリティソフトをOFFにして速度が改善されるかを試してみましょう。

 


10. ルーターやモデム、光ファイバーなどの問題
稀な例となりますが、ルーターやモデム、光ファイバーなどの不良により速度が低下していることもあります。
ルーターやモデム、光ファイバーケーブルなどに問題がありそうな場合は、回線業者に問い合わせを行ってみましょう。

最終更新:
2015-09-01 09:00
製作者:
admin
改訂:
1.0
評価点数:0 (0 件の投票)

この FAQ にコメントする

Chuck Norris has counted to infinity. Twice.
コメント一覧